社会の雑学・豆知識

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高校見学・高校一日体験入学のすすめ

 3年3学期入試の前日、「○○高校はどのようにしていったらいいのですか。」と質問する生徒が何人かいます。中学校卒業後、3年間通う高校について、いろいろな情報をもとに決めたのであったとしても、実際に行ったこともないのはどうでしょうか。「百聞は一見に如かず」といいます。実際にいってみることで、学校の様子や通学の手段等のいろいろな情報を知ることができます。見学会等への積極的な参加を促すことが大切です。

1  高校見学のねらい

・自分の興味・関心のある高校・学科を実際に訪問し、そこで学校の様子を見たり、説明を聞いたり、体験的な学習に参加したりすることによって、より適切な進路選択をするための参考にする。

・高校進学への意志の確認と、進学に向けた学習の意欲化を図る。

2 実施形態

・高校より設定された日時に参加する

高校側より設定された日時に、希望者を募り参加します。

学校からの説明と校舎等の設備の紹介で終わる学校や、グループに分かれて高校の先生から授業を受けたり、簡単な実験をしたりと授業を体験させていただける学校があります。また、文化祭を兼ねて、学校紹介をしている学校もあります。

・中学校から希望者を募り、高校見学を依頼する

高校側で見学日が設定されていない場合、中学校側から希望者を募り見学を依頼します。

一般的には、高校の担当の先生が紹介してくれますが、在学中の卒業生に、学校紹介を依頼するのも一つの方法です。本音の話をいろいろ聞くことができ、とても効果的です。

・保護者参加の見学会

PTA活動の一環として、保護者を対象に高校巡りをします。最近は、どの高校も特色ある学校づくりを目指しており、設置学科や入試制度など、毎年のように変わります。

県外出身の保護者はもちろんのこと、その地域出身の保護者であっても、とても参考になるでしょう。

3 実施上の留意点

・積極的な参加を促す

その学校を進学するかどうかは関係ありません。その学校や設置学科に興味・関心がある生徒は、積極的に参加すべきでしょう。

ある商品を買うとき、1つのメーカーだけでなくいろいろなメーカーの商品を見たり説明を聞いたりして選びます。また、買う店も、家から近いからというだけでなく、価格やアフターケアなどのことも考えて、総合的に判断します。お金を出せばいつでも買える品物でもそうですから、一生を左右する高校の選択には、もっと時間と手間をかけて、いろいろな学校を見て聞いて、慎重に決めて当然です。

・保護者へ協力を依頼する

生徒は多様な選択をします。見学の希望調査をすると、通学が難しい学校や卒業生がほとんど進学していない学校などを選択することがあります。

希望者が少ないからといってほっておくのではなく、学校へ依頼し、引率に当たっては保護者へ依頼するなど、誠意をもって対応することが学校と家庭の信頼を深める上にも大切だと考えます。「見学希望者が少数の場合は実施しない」ということがないように心がけたいものです。

 

※参考資料

・中学校進路指導資料第2分冊(文部省)P119~参照
・渡部邦雄「中学校進路指導ファックス資料集」明治図書P113~ 〃